みんなが知りたい流行最前線
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【中村悌二が2008年を大胆予測!】
大流行したシャンパン、今年「泡」は弾けるか? 2007年はシャンパンが大ブレイクした。年末にはあちこちの店舗で品切れが続出したと聞く。言うまでもないが、シャンパンはおいしくて華がある素敵な飲み物だ。とっておきのレストランで飲むのは最高だし、ビールが苦手という女性の一杯目にもいいのかもしれない。 けれども、ちょっと気になることがある。それは「みんな本当にシャンパンを飲みたがっているのだろうか?」ということだ。ここまで極端に流行ると、ただの「ファッション」で飲んでいるだけではないかと、裏読みしてしまう。 車や洋服と同じように、飲食業界にも「トレンド」がある。誰かが仕掛け、それが当たると、周りがこぞって同じようなことをやり始める。そしてブームが急速に盛り上がると、今度は消費者の心の中に「飽き」が生まれて、瞬く間に消えていくのだ。 2007年の飲食業界では、シャンパン以外にも色々なものが流行った。カレー鍋、コラーゲンメニュー、メガバーガー、NYスタイルドーナッツ、ジビエなどなど。少し前からのヒットまで含めれば、もつ焼、もつ鍋、立ち飲み、スペインバルも挙がってくる。 業態以外に、「場所」という意味でのトレンドもある。都心では東京ミッドタウン、新丸ビル、銀座・マロニエゲート、有楽町イトシアなど商業施設が続々と誕生した。また、駅に隣接した商業施設も多数オープンしている。そんな開発ラッシュに釣られるように、駅前や繁華街など一等立地の賃料は高騰を続けている。それらの中には、通常の飲食店の利益構造では成立しない場所も増えてきている。 消費者自身も新しいエリア、新しい業態、新しい店にワーっと群がり、そんなトレンドの盛り上げに一役買っている。そして、ブログや口コミを通じて「あの店はうまい」「この店はかっこいい」と情報をまき散らしている。とどめには、年末にミシュランガイドが発売され、そんなトレンドをあおった。言わば「国民一億総グルメ」の時代である。 こうして改めて眺めてみると、飲食業界では全てが「飽和」してきているのを感じる。個人的な感想を言えば、「もうおなかいっぱい」である。 ここ数年でバブルのように膨れ上がった色々なものが、あちこちで弾け始めるのではないかと私は予測している。何が残り、何が消えていくのかはそう簡単にはわからないが、1つだけ言えることがある。薄っぺらな「企画物」や単なる物真似の業態は、激しく淘汰されるということだ。消費者は踊らされているようでいて、実は肥えた目で店を冷静に見ている。物珍しさで一度は行ってみても、満足度が低ければ、もう一度行ってくれる可能性はかなり低い。 よく言われるように、飲食業界は参入障壁が非常に低い。だから、志も技術もない個人や企業がやすやすと乗り込んでくる。けれども、それで長期に渡って店を繁盛させられるほど甘い世界ではない。 今、求められているのは、「真っ当な店」「きちんとした店」ではないかと思う。「うまい魚を食べさせてくれる」「スタッフが当たり前のことをきちんとやってくれる」そんなことだ。もちろん、消費者が思わず人に伝えたくなるような「ネタ」があることは必要だ。けれども、仕掛けありきで物事を考える時代は終わったのだ。 さあ、そろそろ泡が弾け始めるはずだ。一瞬のトレンドに飲み込まれて、自分自身が泡のように消えてしまわないよう、くれぐれもご注意あれ。 最後に今年来るかもしれないキーワードを、いくつか羅列してみる。 「新鮮魚介を生かした業態」 「居酒屋復活」 「紹興酒」 「早朝・深夜ビジネス」 「激辛」 「炉端焼」 「地域密着の飲食店」 「和菓子」 「女性がイキイキと働く飲食店」 などなど。 さあ、どうなることだろうか? 日経トレンディネット - 2008年1月8日 レディーズプエラリア99%シスター プルオイ ナノコラーゲン プエラリアバストクリーム ブラヴィ エヌナノ アフターシェイブジェル D&G サンドパイパー クロノグラフ D&G グースGOOSE クロノグラフ 勃起不全ED カルティエCartierパシャ 通販 パチンコ CRフィーバー創聖のアクエリオン攻略法 CRパチンコ黒ひげ危機一発2攻略法 PR |
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